のまえにこの間の白単。一戦目をすさまじいマナフラッドながらもアジャニだけでとるが、二戦目の蒼黒に糞みたいに事故って《グリクシスの首領、ネファロックス/Nefarox, Overlord of Grixis(M13)》で負け。つええ。


DE。アカウント新しくしてからは初めて出た。
デッキはゾンビ殻。別名アンタップイ18枚ゾンビ。

10《沼/Swamp(M12)》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
4《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》
3《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M13)》
2《森林の墓地/Woodland Cemetery(ISD)》
4《墓所這い/Gravecrawler(DKA)》
4《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》
4《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
4《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
4《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》
4《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger(DKA)》
2《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
1《皮裂き/Skinrender(SOM)》
1《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》
4《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》
3《迫撃鞘/Mortarpod(MBS)》
2《四肢切断/Dismember(NPH)》


サイド
3《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
3《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》
2《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
1《殺戮のワーム/Carnage Wurm(M12)》
1《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》
1《ヘイヴングルの死者/Havengul Lich(DKA)》
1《皮裂き/Skinrender(SOM)》
1《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator(NPH)》
1《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》
1《納墓の総督/Entomber Exarch(NPH)》

 1マナ除去6枚が欲しくて《四肢切断/Dismember(NPH)》を多く入れていたが、クリーチャーであることの重要度がこのデッキでは高く、《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》の枚数がどんどん増え、4枚になった。これはデッキの新しい固定スロットといっても良い。
 《四肢切断/Dismember(NPH)》であることの強みは、マナクリを即座に殺しながら、対処しづらい《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》にもさわれるという部分にある。《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》よりも《四肢切断/Dismember(NPH)》のほうが強い。



 ツイッターにも書いたけど、《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》を抜いてコントロールシフトにしたゾンビは個人的にはありえない。
 ゾンビ殻の強みの1つは、基盤がビートダウンであるがゆえに殻専用パーツと呼べるものが少なく、キープがしやすく、引きにムラが出づらいということだ。
 殻デッキが弱い理由で説明した「マナブーストを焼かれた時の殻の遅さ」をデッキがそもそもビートダウンで、《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》で減速しづらいデッlキ構成で補っているというわけだ。殻を出すターンはマナクリがないために平凡となるが、その代わりに盤面を優位な状態で殻を着地しやすい。そして殻専用カードを入れずとも、ゾンビ殻は十分に機能する。
 この「殻デッキでありながら、殻にまったく依存していないことによる、デッキの安定した強さ」という長所は、思いのほか大きい。1マナパワー2クリーチャーによる初手をキープし、それで勝ててしまう。ゾンビとしてのスピードを残しつつ、殻がしっかりとビートダウンを完遂させる。場合によっては長期戦ですら優位にたてる。
 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》を抜くと言うことは、ゾンビデッキのビートダウンプランを捨てるということにほかならない。
 サイドボード後に《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》を抜くことが多いのは確かだが、それは《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》がメインからも不要である、という結論に至らしめる要因となりうるかと言われると、懐疑的である。
 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》は主にビートダウン相手にサイドアウトするが、それは代わりに除去などを追加し、不死と殻によるアドバンテージで長期戦を目指すというはっきりとしたサイドプランがあるからだ。ただ単にメインから《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》のスペースを除去に変えれば良いわけではない。特に相手のデッキがわからない一本目、除去3枚か、除去2枚と2/2、どちらでキープしたいかと言われたら、後者のはずだ。

 ゾンビ殻の《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》は、コントロールカードとして見るならば、さほど強いわけではない。ナヤ殻のように《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》というゴールがないし、それどころか《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》もない。だからこそ、ゾンビ殻はまっとうなビートダウンを目指すべきなのだ。攻める手段として《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》を使い、速やかにライフを削り切る。そうすれば、上記のカードなんてどれも不要だろう。そして速やかにライフを削るなら、《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》は必須だ。



 ってここまで書いたけど、DEは3-1でした。4-0したぜドヤって言いたかったんですけどそんな甘くなかったw

緑青ダングローブ×○○
4Cポッド×○×
黒単トレーディングポスト○○
青白ミラクル○○

 デッキはおおむね満足な出来。ただ、《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》を出されなかったことを考えるとついてた。
 黒いPWも《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》とかみたいに殴れるやつがいればいいんだけど、現状そういうのがいないから、どうしても《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》が厳しい。


 まあもうすぐ環境終わるし、深く考えることはないのだけど。

コメント

うなぎ売り
うなぎ売り
2012年8月27日12:18

初書き込み失礼します
記事拝見させていただきました。
しかし、スタンのゾンビはすごいことになってるんですね・・・(;゚Д゚)!

ゆうやん
2012年8月27日17:19

ゾンビ殻は、普通にビートダウンするときもあれば殻でごちゃごちゃできたりするので、かなり回していて楽しいですよ。もうあと少ししか使えませんけどねw

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