好きなカードって、その瞬間にパッと思いつくカードと、よくよく考えれば…って感じで、二つぐらい候補が上がるものだよね。
そんなわけでパッと思いついたカードで、やってみた。

クリーチャー:恐血鬼

俺をサンファン…いや、アトランタに連れてってくれた、素敵なヴァンパイア。その後の血の長の刃入りのヴァンパイアでも活躍したし、コンボ要素がやっぱり好きなんだな。
恐血鬼が入ったドレッジはプレイがとにかく難しかった。発掘するかしないかが、7ー8枚の上陸カードで、より難解になっている。
ルサルカでサクってもよし、戦慄の復活のコストにもなり、コントロール相手には貴重な墓地対策を使わせられる。
スーパーカードです。ありがとう恐血鬼。

インスタント:マナ漏出

俺がマジックというゲームを知ったのはミラディンの時で、その時は三ヶ月程度でやめてしまったのだが、その時に初めて買ったカードが、マナ漏出だった。後は金属ガエルとマイアの処罰者と物読みと…ああ、このデッキのことはAKKAに任せよう。
その後、神河救済でマジックを再び始めた俺だったが、思えばマナ漏出を使い続けていた。神河のドラゴンをカウンターした時の気持ちよさは異常。
ローテーションで基本セットから落ちた後は、ルーンのほつれを使っていたが、マナ漏出の偉大さを知る良い機会だった。

ソーサリー:垣間見る自然

こんな強くて軽いソーサリー、大丈夫なの?エルフの思い出は↓に書くんじゃないかな?

エンチャント:突撃の地鳴り

実はかなりお世話になったエンチャント。初めて使ったのは、ラッシュの赤緑黒ロームドレッジを完コピした時だった。ゴブリンの知識が入ったドレッジで、後ろからめっちゃ目コピしてた。
その次は、レガシーのアグロロームだった。その時出た立川の大会で、ローム回しまくってハンドに土地6でゴーって言って、相手のゴブリンを5体アサルトで除去ったら、「土地持ち過ぎ。引き強すぎ」って言われた。
スタンダードでは、赤青スワンアサルトと、続唱スワンという、二種類の白鳥デッキで使っていた。
赤青スワンは、火力とカウンターでコントロールしていく赤青コントロールに、ブリンアルゴールの白鳥と突撃の地鳴りコンボを搭載したデッキだ。土地が26ー27枚だから、二つを揃えてもゲームに勝てるわけではないが、6ドローぐらいは保障されており、除去られても十分アドバンテージが取れ、後はそのアドバンテージ差を生かして変わり谷で殴るだけで良かった。
続唱スワンは、俺が初めてにゃがさんにもらったデッキだった。にゃがさんのデッキを俺が使うと勝つって法則は、この時からだったと思う。
レシピは確か、血編みと突撃の地鳴りと捕らえられた陽光と原初の命令が4で、台所の嫌がらせ屋が1、残りが土地だった。
サイドボードがとにかく強く、三枚入った徴兵されたワームと神の怒り、大渦の脈動で、続唱コントロールに生まれ変わる。相手が除去とディッチャハンドでキープしてるところに、原初の命令でワームサーチ→ワームから続唱が原初の命令、ワームサーチで、たくさん勝った。
この時のPTQ準決勝、続唱スワンアサルトのミラーマッチで、サイド後に土地を抜かなかった俺がコンボ止まって、土地たくさん抜いてた相手がコンボ止まらなくて負けた。すごく悔しかった。

アーティファクト:真髄の針
相手の起源を指定して誘発を止めたり、ゴルガリの墓トロールの発掘を止めたり、もう針最強だね!

プレインズウォーカー:精神を刻む者、ジェイス

2000円で買ったガラク、3500円で買ったコス、4000円で買ったギデオン、どれも俺はまだ値段分使ったとも思えない。だが、3800円で買ったジェイスは違う。俺に何パック献上したかわからない。ジェイス強すぎ。

土地:変わり谷

まつがんが食費削って買っただけのことはある。2/2が完全に止まるミシュラの工廠はどんだけ強いんだよ!

部族:エルフ

ともはるさんがズーで優勝し、ナベがデザイアで準優勝したGP神戸。その一週間前、俺はともはるさん亭にいた。
エクテンの練習中、ともはるさんにエルフを使うように言われた俺は、生まれて初めてエルフを手にとっていた。
垣間見る自然による2キルデッキとしかエルフのことを知らなかった俺は、ともはるさんとの練習でミスを繰り返し、勝てるゲームを落としたりということを連発。
その時に「ゆうやんエルフ下手すぎて練習にならないよ」と言われ、負けず嫌い心に火がついた。
井川さんに借りていたそのエルフを翌日の千葉のGPTで使うことに。
ラウンドワンでせるぷーさんのデザイアに当たり、一本目は4キルぐらいだったのだが、俺の回し方がぎこちなく、それに気付いたせるぷーさんは、「これこっちの負けで良いから、一緒に回そう」って言って、一緒に回してくれた。そのおかげでエルフの回し方にだいぶ慣れた俺は、ミラーマッチで三原さんに負けるも決勝ラウンドに残ることが出来た。決勝でデザイアに、召喚の調べ(通れば勝ち)を差し戻しされ、その差し戻しで差し戻し引かれて負け、三没に終わるも、千葉で得た経験値が大きく、翌日の板橋では決勝でナベにトスってもらい、無事3byeを獲得することが出来た。
本戦はにゃがさんやにもと話し合いデッキがいい形に。一敗で初日を折り返すも、二日目に不幸が続いて三敗となんとも振るわず。
この時は、レガシーでこのデッキを手に取るなんて、夢にも思わなかった。
エターナルフェスティバル2010は、やはりにゃがさんの一言でエルフを使うことが決まった。
「エルフ使おうぜ」
その一言で十分。
鏡の精体の二枚目と、土地にこだわりがあるこのエルフは、8-0-1ののちに一没という結果に終わった。にゃがさまはやはり神だった。
そして今年のエクテンのGP神戸。デッキはKTOさんとにゃがさんのエルフだった。レシピをもらったのは前々日。一人回し5回、対人無し。不安しかなかった…と言えば違った。イラクサの歩哨と遺産のドルイドに、なんとも言えない気持ちよさを憶えていた。
結果は初日7-2からの3-3。やっぱりふるわなかった。もっと早くエルフに気付き、練習していれば…と後悔した。

ラノワールのエルフなんて俺は決して使うまいと思っていた。もしもともはるさんにあの日下手くそと言われてなければ、今でも俺はそう思っていただろう。
ともはるさんと井川さんとにゃがさんに感謝!!

エルフは最高のデッキで、最強の部族です。

だから精神的つまずき、どうか死んでください。

コメント

モルァ
2011年6月13日20:50

最後のオチが秀逸

ティル@那珂ちゃん改二記念
2011年6月13日23:41

>だから精神的つまずき、どうか死んでください。
心から同意。

ひろ@不燃ごみ
2011年6月14日2:37

つまづきの採用率が高すぎてエルフ使えなくて悲しいです・・・

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