フライデーと、あと少し言いたいこと

2011年4月1日 TCG全般コメント (7)

フライデーはドレッジヴァイン。
緑単エルフ○○
Esper blade×○-
緑白○○

2-0-1。一応優勝。

突然だけど、俺はルールのことでごねて勝とうとする行為が大嫌いだ。
競技イベントで、誘発を忘れてしまったりすることは稀と言うには多すぎるほど、あることだと思う。巻き戻しができないことは多いし、初心者がグランプリやPTQに出たら、窮屈に感じるだろう。
だが、フライデーナイトマジックは違う。競技イベントではない。もちろんルールをないがしろにしていいはずはないが。

FNMには、様々なプレイヤーがいる。
最近マジックを始め、自作デッキや、ネットのコピーデッキを持ち込む人。
マジックを昔から遊び、週末の夜をマジックに費やして楽しむカジュアルなプレイヤー。
PTQなどを見据えてデッキを調整するトーナメントプレイヤー。
いろいろなプレイヤーがいる。時にテキストを見返すようなカードを使う人もいるし、GPを制したデッキを持ち込み、デッキに慣れようとする人も。それぞれが入り混じり、カオスなのは確かだが、フライデーはいつだって和やかだ。少なくとも、俺の行く店、アメニティドリームは。
そんなフライデーナイトマジックをぶち壊すのは、多くの場合、ルールに関することだ。
初心者の中には、mayと書かれた能力を忘れてしまう人が多々いるだろう。相手がプレイする呪文に注目したり、緊張してしまったり。リンヴァーラが出ている状態で、石鍛冶の能力で装備品を出してしまうかもしれない。
マジックは、粗を探すゲームではない。その時代は黒歴史となっていることが、それを証明している。
例えば、復讐蔦が墓地にある状態で、石鍛冶をプレイし、その後に鷹を出したとしよう。そして鷹をサーチし、蔦を墓地から場に戻した。
この一連の行動を初心者が行ったとして、こちらは、蔦の誘発について説明すべきだ。鷹を場に出し、サーチをしてしまうと、蔦を場に戻せなくなる、と。そして場にもどった復讐蔦に仕方なく殴られよう。
そこで、蔦の誘発はmayだから場には戻らない、というのは簡単だ。そしておそらくその主張は通る。
だがそれでは、マジックが楽しくない、と思うだろう。自分のやりたいことが、少しルールに無知だったために出来ないのだから。
全員にマジックを楽しんでもらうことはなかなか難しいだろう。負ければ誰だって不愉快になる。
が、そんな些細なルールの間違いや無知で不愉快にはなってもらいたくない。マジックの嫌な部分ではなく、良い部分をもっと知ってもらいたい。

勝ちたいし相手がミスったんだから仕方ないだろ！
って思う人もいると思うけど、そこは譲歩して、正しいルールを教えてあげるにとどめて欲しい。

あ、何回も繰り返されたらさすがに良いと思いますwww