スタンダードについてパラパラと書いて行きます。





ミラディン包囲戦は、まるでジェイス包囲戦のようだ。少なくとも俺にはそう感じられた。
ジェイスに対する解答としてミラディン包囲戦で最も最初に思い浮かぶカードといえば、ファイレクシアの破棄者だろう。似た能力を持つ真髄の針とは違い、ミシュラランドを機能不全には出来ないが、それでも強力だ。
だが、もっと直接的な方法でジェイスに手を下すカードが何枚か現れた。真にジェイスが恐るべきはこっちだ。
それが、新テゼレット、そしてスラーンだ。
青いデッキ同士のミラーマッチの場合、勝負を分かつのはジェイスだ。ひとたびジェイスが通れば、対抗するにはジェイスが必要で、運がよければミシュラランドが殴れる程度。
が、テゼレットは違う。
ジェイスを出されても、後手後手に回されることはない。それどころか、一気にマウントを取ることができる。テゼレットの−1能力によって、相手はジェイスをプレイしたことすら後悔するかもしれない。
そして緑の神話レア、スラーンも、ジェイスに圧倒的に強い一枚だ。カウンターされないのはもちろん、被覆によってバウンスされない。ジェイスが出る前に出せれば牽制できるし、ジェイスを先出しされたとしても、処理するのに手間取らないだろう。というか、格段に処理しやすくなったはずだ。
俺はすぐに既存の青黒を崩した。ジェイスに頼り切ったこの青黒は、もはや終わった。
その代わりに組んだデッキは二つ。

4メムナイト
4ゴブリンの先達
4信号の邪魔者
4ゴブリンの奇襲隊
4ゴブリンの戦煽り
4ゴブリンの酋長
4カルドーサの再誕
4稲妻
4恐慌の呪文爆弾
1肉体と精神の剣
19山
4激戦の戦域


ゴブナイトと呼ばれるアーキタイプだ。赤いデッキにフォーマットを問わず引っ張りだこなゴブリンの先達を、ゴブリンとして生かすことのできるデッキである。
これだけではただのゴブリンだが、あの最強のクリーチャーで名高いメムナイトが手を組むことで、一風変わった赤茶デッキとなる。
カルドーサの再誕はゴブリンの酋長と相性が非常によく、このデッキの核となる部分だ。これが赤単以上のスピードを可能としている。
とはいっても、紅蓮地獄一枚で負けてしまう。ゴブナイトは、マイナーなアーキタイプだった。
それをひとやく一線級のデッキに押し上げたのは、ミラディン包囲戦のキーワード能力、Battle cryを擁する二種類の生物と土地だった。
攻撃クリーチャーが自身以外、+1/+0するという能力は、生物をとにかく並べるゴブナイトのためにあるかのよう。
激戦の戦域を含めて実に十二枚のBattle cryは、戦場のゴブリンと少しの構築物を鼓舞し、一瞬でゲームを終わらせる。
そのスピードはスタンダードなら最速。前環境最強と謳われていたヴァラクートへの、一番の対抗馬となるだろう。

そして二つ目のデッキは、そんな強烈なライバルがいきなり出現してしまった、赤緑ヴァラクートである。


4原始のタイタン
3ゼンディカーの報復者
2草茂る胸壁
4探検
4耕作
4砕土
4カルニの心臓の探検
4緑の太陽の頂点
3稲妻
4溶鉄の尖峰、ヴァラクート
4広漠なる変幻地
3進化する未開地
11山
5森
1怒り狂う山峡


緑の太陽の頂点を見た瞬間、ヴァラクートに入れることがまず頭に浮かんだ。そして投入したら、当たり前のように強かった。
召喚の罠を全てサイドにおいやり、そこに緑の太陽の頂点を投入。そして緑の太陽の頂点で愛ブーストを行えるように、少しの枚数の草茂る胸壁を。
太陽の宝球は、ヴァラクートにとっては素晴らしいカードだったが、前述した、緑の太陽の頂点との関係上、草茂る胸壁に2マナ域のマナブーストの立場を明け渡してしまった。
ヴァラクートについては特に語ることはないwww



以上!続きは秘密にて。




コメント

AKKA
2011年2月10日21:25

>秘密日記
 ああ、入ってるよw

うしお
2011年2月11日2:05

>ひみつ
迷ってたんだけど、やはりブッパするか・・・

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